FAQ

よくある質問

第二種電気工事士試験についての質問と回答をまとめました。

受験資格はありますか?年齢制限や学歴は?

受験資格に制限はありません。年齢・学歴・実務経験・国籍を問わず、どなたでも受験できます。工業高校生から社会人の転職組、定年後の再就職を目指す方まで幅広く受験されています。

試験はどういう構成ですか?

学科試験と技能試験の2段階です。学科試験に合格した人だけが技能試験に進めます。学科は50問の四肢択一、技能は支給された材料で実際に配線を組み立てる実技です。

試験は年に何回ありますか?

年2回 (上期・下期) 実施されます。上期と下期の両方を受験することもできるので、上期の技能試験で不合格になっても下期で再挑戦できます。最新日程は電気技術者試験センターで確認してください。

学科試験のCBT方式と筆記方式、どちらがよいですか?

出題内容・問題数・合格基準は同じです。CBT方式は期間内で日時と会場を選べる自由度が魅力。筆記方式は問題冊子に書き込みながら解けるため、配線図問題や計算問題を紙で解きたい人に向きます。方式は申込みのときに選びます。なお、令和9年度 (2027年度) からは、学科試験は原則としてCBT方式だけになります。

合格ラインは何点ですか?

学科試験の合格基準点は60点 (1問2点なので、50問中30問の正解) です。合格基準は受験案内に書かれているので、受ける回の案内も確認してください。技能試験は点数制ではなく、欠陥が1つでもあれば不合格という判定方式です。

合格にはどれくらいの勉強時間が必要ですか?

電気の知識がまったくない方で学科に50〜100時間、技能に20〜30時間が編集部の目安です。学科は毎日30分〜1時間を3ヶ月、技能は候補問題を2周する時間を確保できれば十分に狙えます。

合格率はどのくらいですか?

回によって変動しますが、学科試験・技能試験ともにおおむね60〜70%前後で推移しており、国家資格としては合格しやすい部類です。ただし技能試験は「欠陥ゼロ」が条件なので、練習不足だと確実に落ちます。最新の合格率は公式発表をご確認ください。

電気の知識がゼロでも合格できますか?

できます。学科試験は出題パターンがほぼ決まっており、過去問の反復が非常に有効です。計算問題が苦手でも、計算問題以外 (器具・施工・法令・配線図) だけで合格点に届く設計になっています。まずは法令と器具・材料から始めるのも手です。

計算問題が苦手です。捨ててもいいですか?

全部捨てるのは危険ですが、優先度を下げるのは合理的です。計算問題は50問中10問前後で、残り40問は暗記と読み取りで取れます。ただしオームの法則・合成抵抗・電圧降下は出題頻度が高く、パターンも限られるので、この3つだけは押さえておきましょう。

技能試験の練習はいつから始めるべきですか?

学科試験が終わった翌日からが理想です。学科の合格発表を待っていると練習期間が足りません。自己採点で合格見込みが立ったら、すぐに材料を注文して候補問題の練習を始めましょう。候補問題は試験前に公表されています。

技能試験の「欠陥」とは何ですか?

心線の露出、リングスリーブの刻印の誤り、被覆の噛み込み、誤接続、未完成などが欠陥です。1つでもあれば不合格という厳しい基準なので、練習では毎回セルフチェックする習慣をつけてください。詳しくは欠陥の判断基準の記事で解説しています。

技能試験の工具は何を買えばいいですか?

指定工具は、ペンチ・ドライバ (プラス/マイナス)・電工ナイフ・スケール・ウォータポンププライヤ・リングスリーブ用圧着工具 (握り部が黄色) です。加えてVVFストリッパがあると外装剥ぎが大幅に時短できます。電動工具でなければ持ち込み可能です。

試験に合格したら電気工事ができますか?

いいえ。試験合格後に住所地の都道府県知事へ免状を申請し、交付を受けて初めて電気工事士として作業できます。免状の交付を受けずに電気工事を行うと法令違反になります。

第二種電気工事士はどこまでの工事ができますか?

一般用電気工作物等 (一般住宅や小規模な店舗など、低圧600V以下で受電する設備) の電気工事に従事できます。ビルや工場などの自家用電気工作物には原則として従事できません。詳しくは作業範囲の記事をご覧ください。

第一種電気工事士とは何が違いますか?

第一種は、一般用電気工作物等に加えて最大電力500kW未満の自家用電気工作物の工事にも従事できます (ビル・工場など)。第一種は免状交付に実務経験が必要です。まず第二種を取り、実務経験を積んでから第一種に進むのが一般的なルートです。

資格に有効期限はありますか?

電気工事士免状に有効期限はなく、更新も不要です。ただし法令や技術基準は改正されるため、実務に就く場合は最新の基準を継続的に確認する必要があります。

仕事でどう活かせますか?

電気工事会社・設備管理・ビルメンテナンス・住宅設備の施工など、求人で必須または優遇とされる場面が多い資格です。DIYや自宅のコンセント増設を自分で行いたい方にも実益があります (無資格での電気工事は法律で禁止されています)。

このサイトだけで合格できますか?

学科試験の知識は本サイトでひととおり網羅していますが、合格を保証するものではありません。過去問演習と、技能試験の実際に手を動かす練習は必ず併用してください。おすすめ教材は書籍ページにまとめています。

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