パイロットランプは、つなぎ方によって光るタイミングが変わります。常時点灯・同時点滅・異時点滅の3パターンを整理しましょう。
先生、パイロットランプの結線が3種類あると聞きました。
どれも同じランプなのに、つなぎ方だけで動きが変わるのですか。
そうなの。
ふふ、ここは仕組みが分かると気持ちいいところよ。
ランプは同じでも、回路上のどこに置くかで役割が変わるの。
1つめが常時点灯。
パイロットランプを電源に直接並列につなぐの。
接地側(白)と非接地側(黒)の両方をランプにつなぐわ。
それって、スイッチと関係なくずーっと光ってるってこと?
その通り。
スイッチの状態に関係なく、常に点灯するわ。
玄関の常夜灯のような使い方ね。
うぅ〜ん…ずっと光ってるだけなら、何の役に立つんですかぁ?
暗い場所の目印になるのよ。
ただし試験で問われるのは「電源に並列」という接続の形そのものね。
2つめが同時点滅。
パイロットランプを負荷(照明器具や換気扇)と並列につなぐの。
具体的には、ランプの一方をスイッチの負荷側端子へ、もう一方を接地側電線(白)へ。
負荷とまったく同じつなぎ方になるわ。
つまり、スイッチをオンにすると換気扇と一緒にランプも光る。
動いてることが分かるわけだ。
マジで実用的じゃん。
そして3つめが異時点滅。
パイロットランプをスイッチと並列につなぐの。
スイッチと並列…つまり、スイッチの両端をまたぐようにランプをつなぐということですね。
そう。
この場合、スイッチがオフのときにランプが点灯し、オンにすると消えるの。
負荷と逆の動きね。
あっ、それって前に習った位置表示灯内蔵スイッチ…ほたるスイッチと同じ動きなのぉ?
よく気づいたわね、ましろちゃん。
まさにそれ。
暗い場所でスイッチの位置を知らせるための結線が、この異時点滅よ。
常時点灯は電源と並列、同時点滅は負荷と並列、異時点滅はスイッチと並列。
「何と並列か」で覚えればいいんだね!
確認クイズ
パイロットランプを「同時点滅」させる場合の接続方法として正しいものはどれか。
- パイロットランプを電源に直接並列に接続する
- パイロットランプを負荷と並列に接続する
- パイロットランプをスイッチと並列に接続する
- パイロットランプをスイッチと直列に接続する
こたえを見る
正解: 2. パイロットランプを負荷と並列に接続する
同時点滅はパイロットランプを負荷と並列に接続します。スイッチをオンにすると負荷と同時にランプが点灯します。1は常時点灯、3は異時点滅(スイッチオフのとき点灯)の接続です。4のようにスイッチと直列につなぐと、ランプに十分な電圧が掛からず正しく動作しません。