40分をどう使うか。手順を固定して、体に覚えさせることが合格への最短ルートです。
よっしゃ、あとは練習だ! でも先生、40分の使い方ってどうすればいいの? いきなり切り始めていいの?
いいえ、まず考える時間を取るのよ。
手順を固定してしまえば、当日は迷わず手が動くようになるわ。
最初にやるのは複線図を描くこと。
ここに5分。
急いで飛ばしたくなるけれど、この5分が誤接続を防ぐ保険になるの。
複線図には、電線の色と、リングスリーブの種類・刻印まで書き込んでおくと、あとの作業で迷わなくなりますね。
そう、つむぎさんの言うとおり。
複線図に情報を全部書いてしまえば、あとは図のとおりに作るだけの作業になるわ。
うぅ〜ん…先に全部決めておくんですねぇ。
ましろ、迷子にならなくて済みそうですぅ。
次がケーブルの切断。
指定された施工寸法に、接続用と器具結線用の余長を足した長さで切るの。
測ってから切る、これを徹底してね。
ちょっと待って。
切りすぎたら短くて欠陥になるんだよね?
そう。
指定寸法の50パーセント以下は欠陥だから、切るときは慎重に。
迷ったら少し長めが安全ね。
そのあとが外装と絶縁被覆の剥ぎ取り、そして器具付け。
ランプレセプタクル、引掛シーリング、スイッチ、コンセントを順に取り付けていくわ。
器具が付いたら、ジョイントボックス内で電線どうしを接続。
施工条件どおりに、リングスリーブか差込形コネクタを使い分けるの。
で、最後に見直しだね。
あたし、絶対そこ飛ばしそう…。
そこが合否を分けるのよ。
最後の5分は必ず確認に使うこと。
心線の露出、圧着マーク、電線の色、施工条件との照合。
この4点を必ず見るわ。
時間配分の目安をまとめると、複線図に5分、加工と器具付けに20分、接続に10分、確認に5分といったところでしょうか。
それでいいわ。
あとは練習あるのみ。
候補問題13問を、まず1問ずつ丁寧に。
慣れてきたら時間を計って本番と同じ40分で。
えへへ、13問を2周くらいすれば、体が覚えてくれそうですぅ。
バドの素振りと同じだね。
考えなくても手が動くまでやる。
あたし、そういうの得意なんだ!
ふふ、頼もしいわね。
手を動かした分だけ確実に上手くなる試験よ。
一緒に合格まで走りましょう。
確認クイズ
技能試験の作業手順として、最初に行うべきこととして最も適切なものはどれか。
- ケーブルをすぐに切断する
- 複線図を描いて電線の色と接続方法を決める
- 器具を先にすべて取り付ける
- リングスリーブを圧着する
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正解: 2. 複線図を描いて電線の色と接続方法を決める
最初に複線図を描きます。電線の色分けやリングスリーブの種類・刻印まで書き込んでおけば、その後は図のとおりに作業するだけになり、誤接続を防げます。複線図を描かずに切断を始めると、誤接続や寸法ミスにつながり、欠陥のリスクが大きく高まります。