第二種電気工事士の試験は「学科試験」と「技能試験」の2段構えです。まずは何をどう突破すればよいのか、全体の地図をつかみましょう。
先生、第二種電気工事士って、ペーパーテストだけじゃないんだよね? 部活の先輩が「実技で落ちた」って言ってたんだけど。
そう、そこが大事なところね。第二種電気工事士の試験は学科試験と技能試験の2段構え。
学科に受かった人だけが技能に進めるの。
つまり、片方だけ得意でも合格できない、という理解で合っていますか?
そのとおり。
知識と手を動かす力、その両方を見られる資格ということね。
学科試験って、どのくらいの問題数なんですかぁ?
学科は四肢択一で50問。
合格ラインは100点満点中60点、つまり50問中おおよそ30問正解が目安ね。
30問! ってことは20問も落としていいってこと? けっこう余裕あるじゃん。
余裕、と言い切るのは早いわ。
逆に言えば、苦手分野を丸ごと捨てると一気に足りなくなるの。
まんべんなく拾うのが安全ね。
技能試験のほうは…どうやって合否が決まるんですか?
技能は欠陥がひとつでもあれば不合格。
点数を積み上げる方式ではなく、欠陥ゼロが合格条件なの。
えーっ! なんで? 1個くらいオマケしてくれてもいいのに…。
電気工事は生活に直結するもの。
配線を1本間違えれば火災や感電につながるのだから、そこは妥協できないところよ。
…そっか。
だから「ほぼできた」じゃダメなんだ。
ちょっと、身が引き締まるね。
いい着地点ね。
ちなみに試験は年2回、上期と下期があるわ。
学科で落ちても同じ年にもう一度チャンスがある、という設計なの。
よっしゃ、年2回あるのは心強い! じゃあまずは学科をきっちり取りにいこう。
その順番で正解よ。
そして学科の土台になるのが、これから学ぶ電気の基礎理論。
ここを固めれば計算問題は得点源になるわ。
確認クイズ
第二種電気工事士の技能試験の合否について、正しいものはどれか。
- 減点方式で、60点以上あれば合格となる
- 欠陥が1つでもあれば不合格となる
- 欠陥が3つまでなら合格となる
- 作業時間内に完成させれば内容は問われない
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正解: 2. 欠陥が1つでもあれば不合格となる
技能試験は欠陥が1つでもあれば不合格です。学科試験のような点数の積み上げ方式ではなく、「欠陥ゼロ」であることが合格条件になります。時間内に完成させることは大前提で、そのうえで欠陥がないことが求められます。なお選択肢1の60点という基準は学科試験のもので、技能試験には当てはまりません。