検査分野の数値まとめ - 絶縁・接地・漏えい電流

絶縁抵抗・接地抵抗・漏えい電流の数値を一覧で整理。MΩは大きいほど良い、Ωは小さいほど良いという向きの違いから混同を防ぎます。

編集・検証: 第二種電気工事士スタディ編集部 公式情報: 一般財団法人 電気技術者試験センター 制作・検証方針

検査分野は数値の暗記勝負です。絶縁抵抗・接地抵抗・漏えい電流。似たような数字が並ぶので、混同したまま本番を迎えないよう、ここで一気に整理しておきましょう。

戸倉 ジャスミン(うるうる) 戸倉 ジャスミン

先生、正直に言います。
0.1とか0.2とか100とか500とか、数字がぐちゃぐちゃになってきました…

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

正直でよろしい。
だから今日はまとめの回よ。
数字は「どの検査の話か」でグループを分ければ整理できるわ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

まず絶縁抵抗。
単位はMΩです。
使用電圧300V以下で対地電圧150V以下なら0.1MΩ以上、300V以下でその他なら0.2MΩ以上、300Vを超えるなら0.4MΩ以上。

雪村 ましろ(普段) 雪村 ましろ

0.1、0.2、0.4…だんだん2倍ずつになっていくんですねぇ。

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

いい気づきね。
段が上がるごとに厳しくなる、という感覚をつかんでおくと迷いにくいわ。

戸倉 ジャスミン(普段) 戸倉 ジャスミン

次は接地抵抗だよね。
こっちはΩで、けた違いに大きい数字だった気がする。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

D種は100Ω以下、C種は10Ω以下。
そして0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置があれば、どちらも500Ω以下でよい。

雪村 ましろ(照れる) 雪村 ましろ

うぅ〜ん…C種のほうが数字が小さくて、厳しいんですよねぇ。
300Vを超えるほうがC種だから…

香月 リサ 先生(笑顔) 香月 リサ 先生

そう、電圧が高いほど厳しい。
ましろちゃん、ちゃんと理屈で覚えられているわね。

戸倉 ジャスミン(笑顔) 戸倉 ジャスミン

最後が漏えい電流の1mAだ!
絶縁抵抗が測れないときの代わりのやつ。

深見 つむぎ(普段) 深見 つむぎ

そのとおりです。
混同しやすいのは「MΩは大きいほど良い」「Ωは小さいほど良い」という向きの違いですね。

戸倉 ジャスミン(びっくり) 戸倉 ジャスミン

えーっ、そこも逆なの?
…あ、でも絶縁は漏れにくさだから大きいほうがいい。
接地は逃がしやすさだから小さいほうがいい。
そういうことか。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

その理解に到達できたなら、もう混乱しないわ。
数字だけを覚えるのではなく、何を守る数字かを思い出せば向きは自然に決まるの。

雪村 ましろ(笑顔) 雪村 ましろ

えへへ、なんだかスッキリしましたぁ。

香月 リサ 先生(普段) 香月 リサ 先生

試験では数値そのものを問う問題が必ず出るわ。
ここは確実に得点源にできる分野。
表を何度も見返して、条件つきの500Ωを取りこぼさないでね。

戸倉 ジャスミン(笑顔) 戸倉 ジャスミン

よっしゃ、これで検査分野は完了!
表を写して部屋の壁に貼っとく。

確認クイズ

検査に関する数値の組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. 対地電圧150V以下の電路の絶縁抵抗 - 0.1MΩ以上
  2. 使用電圧が300Vを超える電路の絶縁抵抗 - 0.4MΩ以上
  3. D種接地工事の接地抵抗 (遮断装置なし) - 10Ω以下
  4. 絶縁抵抗の測定が困難な場合の漏えい電流 - 1mA以下
こたえを見る

正解: 3. D種接地工事の接地抵抗 (遮断装置なし) - 10Ω以下

D種接地工事の接地抵抗値は、原則100Ω以下です (0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設する場合は500Ω以下)。10Ω以下はC種接地工事の値なので、3が誤りです。1の対地電圧150V以下で0.1MΩ以上、2の使用電圧300V超で0.4MΩ以上、4の漏えい電流1mA以下は、いずれも正しい数値です。

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