基礎理論の総まとめです。頻出パターンを型として整理し、答えを出したあとに必ず行いたい検算のコツまで押さえておきましょう。
公式がいっぱい出てきたけど、結局どれをいつ使うのかが分からなくなるんだよね…。
だからこそ、公式ではなく手順で覚えるの。
計算問題はだいたい同じ道をたどるのよ。
整理すると、まず回路をひとつの抵抗、あるいはインピーダンスにまとめる。
次にオームの法則で全体の電流を出す。
最後に知りたい場所へ戻っていく。
この3段階ですね。
…あ、それってどの記事でもやってたことですね。
並列をまとめて、割って、戻る。
ましろさん、その気づきが今日いちばんの収穫ね。
パターンは驚くほど少ないの。
じゃあ、あたしが引っかかりやすいポイントも先に潰しておきたいな。
…あ、それ私も挙げようとしていたところ。
定番は4つね。
並列を足してしまう。
電線の直径を2乗し忘れる。
交流で抵抗とリアクタンスを足してしまう。
三相で√3を忘れる。
全部、ましろが一度はやったやつです…えへへ。
みんなが通る道よ。
だからこそ検算が効くの。
答えが出たら、必ずひと呼吸おいて確かめてほしいわ。
検算の型も決まっています。
分流なら足して元の電流に戻るか。
分圧なら足して元の電圧になるか。
三相なら線の式と相の式で同じ答えになるか。
それ、この前やったやつだ! 挟み撃ちにすると安心するんだよね。
もうひとつ、桁と単位のチェックも忘れずに。
mA を A に、μF を F に直したか。
答えが W なのか kW なのか。
ここでの取りこぼしが本当に多いのよ。
桁が大きく外れた答えは、たいてい単位の見落としが原因。
「この値、常識的にありえる?」と一度疑うだけで防げるわ。
せっかく式が合っていても、単位で落とすのはもったいないです…。
学科は50問中30問取れば合格。
計算問題を確実に拾えれば、暗記分野の負担はぐっと軽くなります。
よっしゃ、計算はもう怖くない! 次は配線図とか器具のほうに行こう!
その意気ね。
試験では、ここで学んだ型がそのまま出題される。
手順を体に入れて、落ち着いて解けば必ず取れるわ。
確認クイズ
100V の電源に、6Ω の抵抗と、12Ω と 6Ω の並列部分が直列に接続されている。回路全体に流れる電流[A]はいくらか。
- 約4.2A
- 10A
- 約16.7A
- 25A
こたえを見る
正解: 2. 10A
3ステップで解きます。STEP1 まとめる: 並列部分は和分の積で 12 × 6 ÷ (12 + 6) = 72 ÷ 18 = 4Ω。これに直列の 6Ω を足して、全体の合成抵抗は 6 + 4 = 10Ω。STEP2 割る: I = V ÷ R = 100 ÷ 10 = 10A。選択肢1は3本すべてを直列として足した誤り(6+12+6=24Ω)、選択肢3は並列部分を無視して 6Ω だけで計算した誤り、選択肢4は直列の 6Ω を足し忘れた誤りです。