コンセントは定格と極配置で見分けます。写真鑑別で問われるため、刃受の形と定格の対応、そして接地極付・抜け止め形などの特徴を言葉で覚えましょう。
コンセントの穴、よく見たら左右で長さが違うんですね。
今まで気づきませんでした。
いいところを見ているわね。
長いほうが接地側、短いほうが非接地側よ。
これを刃受というの。
コンセントは定格電流と定格電圧の組合せで種類が決まりますね。
家庭で最も一般的なのが15A125Vのもの。
125V? 100Vじゃないの?
使用電圧は100Vだけれど、器具の定格としては余裕をみて125Vと表示するの。
同じように200V用は250Vと書かれているわ。
マジで!? 数字が違うから別物かと思った。
そして20A用は刃受の形が変わるの。
20A125Vのコンセントは、接地側の刃受がT字形になっていて、15Aのプラグも20Aのプラグも両方差せる。
これを兼用形というわ。
T字…横棒がついてるんですね。
じゃあ200V用はどう見分けるんですか?
250V用は刃受の並び方、つまり極配置そのものが違うの。
125V用のプラグが物理的に差さらないようになっているのよ。
誤接続を防ぐための工夫ね。
形で間違いを防ぐんだ。
よく考えられてるじゃん。
次は接地。接地極付コンセントは、通常の2極に加えて接地用の極があるもの。
洗濯機やエアコンなど、水気のある場所や大きな電力を使う機器で使うわ。
よく似た名前で接地端子付コンセントがあります。
こちらは極ではなく、緑色のねじ端子が別に付いていて、そこに接地線をつなぐ形式ですね。
うぅ〜ん…接地「極」付と、接地「端子」付…一文字違いで別物なんですか。
そう、そこが狙われるの。
極付は差込口に穴があるタイプ、端子付はねじで留めるタイプ。
両方そなえた「接地極付接地端子付」もあるわ。
えへへ、ややこしいけど、穴かネジかで区別すればいいんだね。
あとは形状で特徴のあるもの。抜け止め形コンセントは、プラグを差し込んでから回すと抜けにくくなる構造。
掃除機を引っ張っても抜けにくいので、店舗や事務所で使われます。
似ているけれど別物なのが引掛形コンセント。
こちらは専用の引掛形プラグでないと使えないの。
抜け止め形は普通のプラグが使えるという点が決定的な違いよ。
普通のプラグが使えるかどうか、が分かれ目なんですね。
最後に医用コンセント。
病院で使うもので、接地極付になっていて「医用」の表示があります。
電源の種別が色で区別されているのも特徴ですね。
確認クイズ
抜け止め形コンセントの説明として、正しいものはどれか。
- 専用の引掛形プラグでなければ使用できない
- 一般のプラグを差し込んでから回すと、簡単には抜けなくなる
- プラグを差し込むと自動的に接地が接続される
- 定格電流が20Aのものしか製造されていない
こたえを見る
正解: 2. 一般のプラグを差し込んでから回すと、簡単には抜けなくなる
抜け止め形コンセントは、一般のプラグをそのまま差し込み、回すことで抜けにくくなる構造です。選択肢1のように専用プラグが必要なのは引掛形コンセントで、両者はこの点で明確に区別されます。抜け止め形は接地の有無とは無関係で、定格も15A・20Aなど複数あります。