電気用品安全法は「モノ」を規制する法律です。特定電気用品とそれ以外で表示の形が違う——ここを確実に区別しましょう。
延長コードの根元に、なんか小さなマークが付いてたんだけど、あれって何?
それは電気用品安全法に基づく表示ね。
電気用品による危険や障害の発生を防ぐために、決められた表示が付いていないと販売できない仕組みになっているの。
電気用品は2つに分かれます。
危険性がとくに高い特定電気用品と、それ以外の電気用品。
表示の形が違うのがポイントね。
形が違う…どんな形なんでしょう?
特定電気用品はひし形の中に〈PS〉Eの文字。
特定電気用品以外の電気用品は、丸の中に〈PS〉Eの文字よ。
ひし形が特定、丸がそれ以外…あれ、逆だったっけ?
ひし形のほうが尖っていて危なそう、と結び付けるといいわ。
尖った形は危険度が高いほう。
えへへ、それなら忘れなさそうですぅ。
特定電気用品の例は、電線、ヒューズ、配線用遮断器、漏電遮断器、差込み接続器、点滅器など。
電気を直接流したり切ったりする、事故に直結する部品が並んでいるでしょう?
たしかに、どれも配線のど真ん中にいるやつばっかりだ。
一方、特定電気用品以外の電気用品の例は、電線管やフロアダクト、換気扇、蛍光ランプなど。
工事に使う入れ物系や、家電の多くはこちらね。
そして電気工事士にとって重要な義務がひとつ。
電気用品安全法に定める表示が付いていない電気用品は、電気工事に使用してはならないの。
マークを確かめる習慣、大事なんですね…
ええ。
マークの形を答えさせる問題も、特定電気用品かどうかを選ばせる問題も、どちらも出るわ。
ふふ、ここは点の稼ぎどころよ。
確認クイズ
電気用品安全法において、特定電気用品に付される表示の形として正しいものはどれか。
- 丸形の中にPSEの文字
- ひし形の中にPSEの文字
- 三角形の中にPSEの文字
- 正方形の中にPSEの文字
こたえを見る
正解: 2. ひし形の中にPSEの文字
特定電気用品はひし形の〈PS〉E、特定電気用品以外の電気用品は丸形の〈PS〉Eで表示されます。ひし形は尖っていて危険度が高いほう、と結び付けて覚えると取り違えません。電線・ヒューズ・配線用遮断器・差込み接続器などが特定電気用品の代表例です。